黒澤監督の追悼式典、マールイ劇場で開催

© Sputnik / V. Akimovソローミン芸術監督(左)と黒澤監督(中央)
ソローミン芸術監督(左)と黒澤監督(中央) - Sputnik 日本
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今月の15日、「日本映画の帝王」とロシアで親しまれてきた黒澤明監督の追悼式典がモスクワのマールイ劇場で開催された。翌日から展示コーナーは一般の来場者にも解放されている。マールイ劇場の広報部が伝えた。

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追悼式典にはマールイ劇場のソローミン芸術監督や、劇場所属のベテラン俳優らが出席した。黒澤監督はソローミン芸術監督について、「どんな役でもやれる」俳優と高い評価を与えていたことは広く知られている。ソローミン芸術監督は俳優に与えられる最高の栄誉賞「人民芸術家」の称号にも輝いた、ロシア演劇界の重鎮だ。ソローミン芸術監督は黒澤監督の映画『デルス・ウザーラ』に主役として出演しており、黒澤監督のことを自らの恩師と長年にわたって慕ってきた。

展示会「日本映画の帝王」はマールイ劇場内のフォワイエで開かれている。開催期間は今月の16日から5月15日まで。展示コーナーでは、劇場が保管する黒澤監督の貴重な写真や、『デルス・ウザーラ』の撮影場面、黒澤監督自身のデッサンなどが公開されている。

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