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南極でコウテイペンギンひな数千匹死ぬ 何が起きたのか
南極でコウテイペンギンひな数千匹死ぬ 何が起きたのか
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英国南極観測局(BAS)は25日、南極のウェッデル海で2016年、異常な荒天が続いた結果、コウテイペンギンのコロニー(集団繁殖地)があった海氷が崩壊し、コロニーで生まれていたひな数千匹が海に落ちて助からなかったとの調査結果を発表した。 2019年4月26日, Sputnik 日本
2019-04-26T22:30+0900
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2019-04-26T21:51+0900
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南極でコウテイペンギンひな数千匹死ぬ 何が起きたのか
英国南極観測局(BAS)は25日、南極のウェッデル海で2016年、異常な荒天が続いた結果、コウテイペンギンのコロニー(集団繁殖地)があった海氷が崩壊し、コロニーで生まれていたひな数千匹が海に落ちて助からなかったとの調査結果を発表した。
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ピーター・フレットウェル博士とフィル・トラサン博士は、複数の衛星画像をもとに、ウェッデル海のハリー湾にあるコロニーがなくなっていることを発見。2人によると、ブラント棚氷の端にあったコウテイペンギンのコロニーが壊滅していたという。
コウテイペンギンは、あらゆる種類のペンギンのうちで最も大きく体重が重い。安定した海氷の上で営巣地を形成する必要があり、この海氷は成鳥がやって来る4月から、そのひなが巣立つ12月まで解けずに維持されなければならない。
あまりにも早く海氷が消えてしまった場合、直前に孵化したひなはまだ泳ぐことができない。というのも、泳ぐために不可欠な羽毛が形成される時間がないからだ。まさにこのようなことが、2016年に起きていたとみられている。さらに、同じ現象が2017年と2018年にも繰り返し起きたという。
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