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教会でひと晩過ごし、朝から卵バトルを催す 正教徒はいかに復活大祭を祝うか

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教会でひと晩過ごし、朝から卵バトルを催す 正教徒はいかに復活大祭を祝うか - Sputnik 日本
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28日、正教徒は1年で最も重要な宗教行事、復活大祭(パスハ)もしくは光明なる主の復活大祭を祝う。7週間続く大斎で自制したあと、パスハは盛大に祝われる。パスハの主要な伝統と、正教会のパスハがカトリック教会の復活祭(イースター)と異なる点をお伝えする。

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パスハ前日の27日、信徒は復活大祭の食卓に並べるクリーチ(円筒形のケーキ)、トヴォログ(ロシアのカッテージチーズ)で作った菓子のパスハ、染めたゆで卵を教会に運び、成聖してもらう。聖職者は並ぶ信徒の横を通り、祈りを読み、全員に聖水をふりかける。この伝統は正教会のみに残っており、カトリック教会は食品を聖別しない。

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次に行うのは奉神礼。真夜中に始まり、夜明けまで続く。晩祷のあいだは立っている必要がある。カトリック教会では典礼中の着座が許可されており、ミサの間だけ立っている。

奉神礼のあとは各自帰宅する。復活大祭のあいだ、信者は「ハリストス復活!」と挨拶し、「実に復活!」と返す。この挨拶は、イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の復活を知った人々の喜びを表す。

大斎後の朝食は、パスハの重要事項だ。正教会の大斎(四旬節)はキリスト教のなかでも最も厳格で長期にわたる部類に入る。40日にわたり、動物性食品(肉、卵、乳製品、魚介類)だけでなく、娯楽行事も完全に断つ必要がある。カトリック教会で四旬節のあいだ禁じられているのは肉だけだ。

ロシアではパスハに向けて、小麦粉でできたクリーチや菓子のパスハを購入したり手作りし、卵を染める。クリーチのレシピは、日本で言う味噌汁的立ち位置にあるボルシチのレシピに劣らぬ数があるだろう。各家庭に「うちのレシピ」があり、味も異なる。欧州には全カトリック教徒に共通した伝統や、イースター関連の食事は存在しない。ドイツやフランスでは焼いたラム肉を、ギリシャでは羊のモツスープ「マギリッツァ」を、ポーランドとブルガリアでは様々な詰め物の甘いケーキを食べる。欧州各国に卵を染めてイースターエッグを作る風習はある。ロシアではステッカーやビーズを使うこともあり、パスハ前にはお手頃な価格でスーパーマーケットで売られている。 

卵バトルは今でも人気だ。2人が染めた卵を手に持って、ぶつけ合う。卵が割れた方が負けで、卵を勝者に渡さなくてはいけないというゲームだ。

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