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革命の賛美歌か春の祝日か 5月1日の変遷

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5月1日、もしくは第1月曜日は世界142カ国で祝日に制定されている。行進やデモを行う国もあれば、古代の神々を祝い、花を集める国もある。数十年にわたって5月1日の祝日がどう変化し、現在ではどう祝われているかをお伝えします。

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当初、5月1日のメーデーは万国の労働者団結の日と呼ばれていた。米国で1日8時間労働を求めて警察と衝突し、死んでいった労働者を記念し、パリの第二インターナショナルは毎年5月1日にデモ行進を行うことを決定。

ソ連ではボリシェヴィキが、5月1日にはデモ行進に参加するよう義務付けた。遵守しない場合は罰金や解雇のおそれもあった。全中央テレビ局が数百万人が参加した行進を中継。時が経つにつれ、この祝日は愛されるようになり、準備に1ヶ月以上かけるようになった。ワットマン紙にスローガンを添えたポスターが描かれた。人気のスローガンは「平和!労働!5月!」「5月1日バンザイ」だった。

現代ロシアでは、春と労働の日は数日にわたり祝われる。労働組合と政党は行進を組織する。今年はモスクワの赤の広場に10万人を超える人が訪れた。また、郊外でバーベキューをする習慣がある。

イングランド、スコットランド、アイルランドでは5月1日、太陽信仰と夏の始まりに関するケルト人のお祭り「ベルテン」が祝われる。広場に五月柱を立て、周りで踊る。

© AP Photo / PA/Ben Birchallイングランド、スコットランド、アイルランドでは5月1日、太陽信仰と夏の始まりに関するケルト人のお祭り「ベルテン」が祝われる。
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イングランド、スコットランド、アイルランドでは5月1日、太陽信仰と夏の始まりに関するケルト人のお祭り「ベルテン」が祝われる。

フィンランドでは「Vappu(ヴァップ)」が祝われる。大学生の祭典だ。4月30日の夜に若者は卒業を象徴する白い帽子を被り、首都ヘルシンキにある女性の裸体像「ハヴィス・アマンダ像」近くに集まる。像にも帽子が被せられ、シャンパンを開ける。

CC BY-SA 4.0 / Ninaras / Finnish students on Vappu eve in Helsinki 2016 (cropped photo)フィンランドでは「Vappu(ヴァップ)」が祝われる。
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フィンランドでは「Vappu(ヴァップ)」が祝われる。

フランスでは5月1日のメーデーのほかに、近しい関係の人や家族だけでなく、見知らぬ人にも鈴蘭を贈る風習がある。春の訪れを祝い鈴蘭を贈り合う伝統は中世にフランスで生まれた。1561年、シャルル9世は臣下に、毎年5月1日には服に鈴蘭を付け、女性たちに花束を贈るよう命じた。鈴蘭が幸運をもたらすと考えられていたためだ。

4月末から新天皇の即位に伴い10連休となるゴールデンウィーク(GW)が始まる。

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