スピッツベルゲン島の銀行強盗、ロシア人の男に拘禁1年2月の判決

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ノルウェー領スヴァールバル諸島で唯一の都市、ロングイェールビーンで2018年12月に銀行強盗を働いたとして起訴されていたロシア人の被告に対し、ノルウェー北部トロムソの裁判所は7日までに、拘禁1年2月の有罪判決を言い渡した。

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被告の男はさらに、自らが脅迫した銀行員3人それぞれに2万ノルウェー・クローネ(約25万3千円)ずつを支払うよう命じられた。

裁判所は量刑を決める際、被告が事件当時「過酷な生活状況」にあり、当初は自殺を目的としてスピッツベルゲン島に向かったことを考慮。同島があるスヴァールバル諸島では銃を比較的容易に購入できると知り、同島に赴いたのだという。

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スピッツベルゲン島全体の定住人口は2600人。そのうち、ロングイェールビーンには2千人が居住している。

被告の男は7万ノルウェー・クローネの強奪に成功したものの、犯行から20分後に逮捕された。

ノルウェーの複数のメディアは先に、この事件について、スピッツベルゲン島の銀行に対する史上初の強盗の試みだと報じていた。

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