必要は発明の母 ロシア北極圏に世界初のスマート発電所 自律モードで継続的作業を可能に

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 天候、大気の状態の変化に合わせ、その時に環境条件が許す資源を使って自律的に作業モードを変更するという、世界初のスマート発電所がロシア最北端のヤマル半島、ラボロヴァヤ村で稼働を開始する。

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建設中の発電所のインテリジェント・システムは、太陽光パネルや風力発電機、化学電池、熱電池、新世代のディーゼル発電機によって構成される。北極圏の厳しい環境下で、完全にディーゼル発電機を使わないということは不可能。しかし、「スマート」発電所は、ディーゼル燃料の消費を最低限に抑えた状態で最大効率を得るため、エンジンの回転数の変更を行なう。

発電所の発電量は700キロワット。これだけあれば、千人未満の居住地域へのエネルギー供給は完全にカバーできる。このような発電所は、文明から遠く離れ、統一されたエネルギーシステムから隔絶された居住地には不可欠。

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