脳性麻痺の中国人 折り紙を口で折ることを習得 ギネス記録も【動画】

© Flickr / Shereen M折り紙
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脳性まひを患う中国山東省のある男性が、舌と歯を使って折り紙を折れるようになった。香港の「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」紙が、彼の様子について報じた。

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ガオ・グァンリさん(29)は、12歳の時に折り紙に興味をもった。はじめて折り紙に挑戦した時、グァンリ少年は折り紙を飲み込んでしまうこともよくあったが、最終的に技術を身に付けることができた。グァンリ少年は、学校に通ったことがなく、友だちから古いコンピューターをもらったことで、テキストを読み、タイピングすることを学んだ。

​グァンリさんは、「はじめ、紙をあちこち咬んで、折り目となる基本線をつける。その後、舌でくぼみを探し出し、その場所に沿って紙を折り重ねていく。それは指先での作業と同じだ」と強調する。

家族を金銭的に援助するため、グァンリさんは、自分のユニークな作品を販売するオンラインショップを立ち上げた。

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グァンリさんの母親は、「私は自分が欲しい物を買いたかったが、彼は私にお金をくれた。彼は動くことすらできないが、しかし、私に服を買ってくれることができた。私はそんなこと想像すらできなかった」と、取材に訪れた記者たちに語った。

2017年の12月、グァンリさんは、あるギネス記録を達成した。それは、3分34秒で、船を口で折るというものだった。彼によれば、もっとも難しいのは、折鶴だという。折鶴の記録保持者のタイムは、約20分だという。将来、グァンリさんは、障害のある人たちが働ける工場を開設する計画を立てている。また、ガオ・グァンリさんは、自分の経験を語ることで、人々を勇気づける講演者になりたいという夢を持っている。

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