米国裁判所が中絶禁止法案を停止

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ミシシッピ州の連邦裁判所は妊娠6週以降の中絶を禁止する法案を一時的に無効とした。ABCニュースが報じた。

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ミシシッピ州のカールトン・リーブス裁判官は5月に可決された中絶禁止法案が女性による選択の自由を損なうものとして、一時的に無効とする判決を下した。この中絶禁止法案は6月1日に施行される予定だった。

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中絶は米国全土で認められているが、近年ではいくつもの州で中絶禁止の傾向が顕著になっている。4月にはインディアナ州で14週以降の中絶が禁止されたほか、オハイオ州では心拍が確認された時点で中絶を禁止する法案が可決された。可決された中絶禁止法案の数は米国全土で数十件にも上る。トランプ大統領が保守派を最高裁判所判事に指名したことを受けて、米国では中絶禁止の流れが優勢となっている模様。

米国では中絶に関する議論は政治と直結している。政治家らは反対派、容認派に分かれ、議論を繰り広げており、こうした議論がその後の選挙にも大きく影響を与えている。

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