菅氏が食肉加工施設視察、宮崎「農産品輸出の手続き迅速化を」

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菅義偉官房長官は9日、宮崎県都農町の食肉加工施設を訪れ、米国や欧州連合(EU)の衛生基準を満たす最新設備を視察した。成長戦略の一つに掲げる農産品の輸出拡大について「行政の対応の遅れで滞る事態は早急に解消する」と記者団に述べ、認定手続きを迅速化する考えを示した。

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農林水産省に新設する司令塔組織に関し「農水省や厚生労働省で分かれている検査や認定、輸出相手国との国際交渉などの事務を一元的に対応する」と説明。農産品の輸出額を今年までに1兆円に伸ばす目標は「今年達成する。現状のさまざまな問題を解決した上で、次の目標を明確に設定したい」と語った。

(c)KYODONEWS

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