震災から8年3か月 関連死を含む死者・行方不明者は2万2000人超

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東日本大震災の発生から11日で8年3か月、警察がこれまでに確認した死者と行方不明者は1万8429人となっている。また、避難生活などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は3700人以上に達し、「関連死」を含めた震災による死者と行方不明者は2万2000人を超えた。NHKが報じた。

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警察庁によれば、警察によって死亡が確認された人は、宮城県が9542人、岩手県が4674人、福島県が1614人、茨城県が24人、千葉県が21人、東京都が7人、栃木県と神奈川県がそれぞれ4人、青森県が3人、山形県が2人、北海道と群馬県がそれぞれ1人で、合わせて1万5897人となっている。

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死亡した人のほとんどは身元が確認されたが、岩手県と宮城県では依然として59人の身元が分かっていない。また行方不明者は宮城県が1218人、岩手県が1114人、福島県が196人、千葉県が2人、青森県と茨城県がそれぞれ1人で、合わせて2532人となっている。

一方、避難生活による体調の悪化などで亡くなった「関連死」は、去年9月末の時点で、福島県で2250人、宮城県で928人、岩手県で467人、茨城県で42人、千葉県で4人、神奈川県と長野県でそれぞれ3人、山形県で2人、東京都と埼玉県でそれぞれ1人の、少なくとも合わせて3701人となっている。

福島県と茨城県では「関連死」で亡くなった人が津波などの直接的影響で死亡した人の数を上回っている。

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