EU電力、2050年までに92%が再生エネに ブルームバーグ調査会社

© 写真 : Pixabay風力原動機
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太陽光と風力のエネルギーによる発電は現在、世界全体の発電量の約7%を占めているに過ぎない。だが、再生可能エネルギーの今後の発展により、2050年には太陽光と風力が世界の電力の48%を生産するようになるという。米ブルームバーグが運営する調査会社ブルームバーグNEF(BNEF)が、18日までに報告書で発表した。

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一方で、2050年までに世界のエネルギー分野からは石油が退場し、石炭利用の割合も現在の37%から12%にまで縮小する可能性がある。他方で、電力生産における天然ガスの割合は変化が小さく、原子力と水力についても同様だという。報告書ではまた、再生可能エネルギーへの移行プロセスが今後、最も迅速に進む地域は欧州連合(EU)だとし、EUでは2050年までに電力の92%が再生可能エネルギー源に基づいて生産されるようになると断言している。一方、米国と中国については、いわゆる「汚い」エネルギーを放棄するために、より長い期間がかかるとしている。同時に、世界全体の電力需要は今後、伸び続けていくという。

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