トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開催中の大阪で首脳会談を行った。会談は80分続いた。
新華社通信は「米国側は、中国製品への新たな追加関税をこれ以上課さないと述べた。2国の貿易代表団は今後、より具体的な問題を協議していく」と報じた。
米国は10日、2000億ドル分の中国製品に対する関税を10%から25%に引き上げた。この関税引き上げは当初1月1日に予定されていたが、繰り返し延期されていた。
トランプ大統領は以前、訪問先のアイルランドで、少なくとも新たに3000億ドル相当の中国製品に追加関税を課す可能性があるとし、「適切な時期に行う」と述べていた。
関連ニュース