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ロシア、南クリル関連でG20大阪サミット資料に抗議
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ロシア外務省のザハロワ報道官は、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)関係資料で南クリル諸島(北方領土)が日本の領土に含まれていたとして、ロシアが抗議の意を表したと発表した。 2019年7月5日, Sputnik 日本
2019-07-05T00:22+0900
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g20大阪サミット, 政治, ロシア, 国際, 国内, クリル諸島, g20
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ロシア、南クリル関連でG20大阪サミット資料に抗議
2019年7月5日, 00:22 (更新: 2022年4月27日, 22:42) ロシア外務省のザハロワ報道官は、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)関係資料で南クリル諸島(北方領土)が日本の領土に含まれていたとして、ロシアが抗議の意を表したと発表した。
G20のサイトではG20大阪サミット関連資料として、大阪を紹介する映像が公開された。映像ではロシア領であるクナシル(国後)島、シコタン(色丹)島、イトゥルップ(択捉)島、歯舞(歯舞)諸島が日本の領土に含まれていた。
ザハロワ報道官によると、抗議文には、第2次世界大戦の結果を固定する関連文書に矛盾するロシアへの根拠のない領有権の主張推進を目的にした、日本側によるG20議長国機能の悪用が指摘されている。
日本とロシアとの間の領土問題、第二次世界大戦の終結後からいまだ解決に導かれていないこの問題は、二カ国の間の障害となっている。
ロシアと日本の間にはすでに70年以上も平和条約が存在しておらず、日本は1855年に結ばれた日露通交条約に基づいて国後、択捉、色丹、そして歯舞群島を要求している。1956年、ソ連と日本は共同宣言に署名。その中でソ連は、日本との平和条約が締結した後に、日本へ歯舞と色丹を引き渡す可能性を検討することに同意している。国後・択捉の扱いについてはそこでは触れられていない。
しかしソ連は、1960年に日本が米国と日米安全保障条約を締結した後に、日ソ共同宣言での約束を拒否した。その後に行なわれた協議の数々はどんな結果ももたらさず、第二次大戦終結にからんだ平和条約が締結されることはなかった。
ロシアの立場は、島々は第二次世界大戦の結果としてソ連領になったのであり、ロシアがこれらの島々に対して主権を有していることは疑いがないというものだ。
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