仏 未来型潜水艦「シュフラン」がドックへ【動画】

© AFP 2023 / Ludovic MarinSuffren
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仏の組み立て工場から新型のバラクーダ型原子力潜水艦が運び出された。潜水艦は有名な仏人総督を記念して「シュフラン」と命名された。現在、シュフラン級原潜は陸上のドックに置かれているが、これから徐々にタンクに水を入れてゆき、夏の終わりには核燃料が積み込まれ、年末には艦船公試が行われる。

シュフラン級原子力潜水艦(シュフランきゅうげんしりょくせんすいかん、Classe Suffren)はフランス海軍で計画中の攻撃型原子力潜水艦である。リュビ級原子力潜水艦を置き換える目的でDCNS(Direction des Constructions Navales Services)により設計された。 計画時点ではバラクーダ型(Type Barracuda)と称した。オーストラリア海軍のコリンズ級潜水艦更新計画で通常動力版の建造が予定される。

仏が今回購入した新型潜水艦は6隻。使用が開始され次第、1980年代初頭から軍備で使用されてきた潜水艦を入れ替わる。

全長99メートル、排水量5300トン。耐用年数は10年。自律走行日数は70日で、45日のリュビ級に比べると格段に長い。潜航深度は350メートル。

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シュフランは射程距離およそ1000キロの巡航ミサイルの他、重量型魚雷ブラック・シャークを搭載。

船体がワイドになったことで、仏で今度から潜水艦での勤務が可能となった女性用キャビンが確保できるようになった。

シュフランはパラシュート降下作戦も遂行できる。この目的で小型潜水艦を入れる特別コンパートメントが設けられた。仏ではこれは前例がない。

シュフランの総工費はおよそ10億ユーロ。

進水式は7月末に予定されており、その後、艦船公試を経て、トゥーロンの海軍基地への引き渡しは2020年夏になる。

最後の6隻目の搬入は2030年に予定されている。

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