研究チームは、新たな食品が半調理品で使われている皮、角、蹄といった食肉生産廃棄物からできた伝統的な粉末濃縮物に取って代わるだろうと期待を寄せる。これは乳製品やパン製品にも使用できる。
研究チームはまた、アテローム性動脈硬化症、放射線障害、高血圧症の人々のために、バッタの外骨格を使用した治療食の開発も検討している。研究チームは現在、南アフリカバッタとクラスノダールのバッタの2種で実験している。
私たちがまもなく昆虫食を始める理由とは?
サンクトペテルブルク国立情報技術力学光学研究大学の研究チームは、動物性蛋白質は人類にとって奢侈品になりつつあり、それを受けて、肉のような栄養素を持ったより安い食料品をどう作るかという問題が喫緊のものとして提起されている。さらに、動物性蛋白質は毎年、7〜11%価格が上昇している。