ロシア政府 INF全廃条約に違反する米国のミサイル実験についてコメント

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ロシア大統領府のペスコフ報道官 - Sputnik 日本
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ロシア政府は米国のミサイル発射について、かつて中距離核戦力(INF)全廃条約で禁止されたものであり、米国がINF全廃条約を破壊したことを証明するものだと考えていると、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官が明らかにした。

ペスコフ大統領報道官は記者団に対し、「同様の実験は再度、米国がはじめからINF全廃条約の破壊を行っていたこと、米国がはじめから準備していたことを示している」と語った。

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またペスコフ大統領報道官は、数週間、数ヶ月の間でこうした実験を準備する事は不可能であると強調した。さらに同氏は、「これは、ロシアではなく、まさに米国自身の行動によってINF全廃条約の破壊が行われたことを証明するものだ」と述べた。

米国防総省は19日、INF全廃条約で禁止されていた地上ベースの非核装備での巡航ミサイルの実験の実施を発表。同条約は8月2日に破棄された。同条約は500から5500キロメートルの飛距離のミサイルを禁止していた。ミサイルの発射実験は8月18日に実施された。

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