健康トレンド 40年間でロシア国民の食生活はどう変わった?

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ロシア統計局によると、ここ40年間でロシア国民のじゃがいもの消費量は半減し、フルーツや木の実の消費量は倍増した。このような食生活の変化は、健康的なライフスタイル志向によるものではないかと専門家は語る。

ロシア統計局のデータによると、1980年のロシア人は一人当たり年間117kgのじゃがいも、35kgのフルーツ・木の実を摂取していた。2018年では、この数字は大きく変化している。じゃがいも消費量は59キロに減り、フルーツ・木の実は逆に74kgまで増えている(いずれも一人当たり、年間)。この間、野菜の量も92kgから104kgに増加している。

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ロシア国民は魚や海産物を多く食べるようになった。1980年に一人当たり年平均17kgだとすると、2018年には22kgになった。

肉の消費については、1980年では一人当たり平均70kg、2000年には50kgまで減り、2018年には89kgまで増えている。

パン、シリアル、パスタは、2018年は一人当たり平均112kgを消費し、1980年より16kg減少している。年間の乳製品消費量も390kgから266kgに、卵は286個から231個に、砂糖と菓子は35kgから31kgにそれぞれ減少している。

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「このような食生活の変化は、健康的なライフスタイル志向と関係している可能性がある」と内分泌専門医エカテリーナ・アレクサンドロワ氏はスプートニク通信に説明した。

しかし、同氏によると、心血管疾病リスクと肥満リスクを避けるためには、砂糖消費量をさらに5分の1から6分の1に減らす必要があるという。

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