ロシア最大手銀行オフィスビル・コンセプトに日本企業のプロジェクトが選ばれる

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ロシア最大手のズベルバンク銀行は複合オフィス施設「ズベルバンク・シティ」の建築コンセプトを決める国際コンペで日本の日建設計の提案が選ばれたことを明らかにした。

ズベルバンクの発表したコメントには「優勝者(日建設計)の提案するコンセプトはシンプルな空間に公共施設とビジネス空間をふんだんに取り込んだプログラム。建設プログラムは社員のための空間と公共の空間に明確に分けられている」と書かれた。複合施設はおよそ7万平米になる。

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近々、専門家らは建築家らと共に設計段階に入る。

日建設計は1900年に創業。世界50か国以上で2万5千を超えるプロジェクトに参加してきており、モスクワでのプロジェクトはこれが初めてではない。2016年には「ボタニーチェスキー・サード(植物公園駅)」における再開発プロジェクトを行っており、これには巨大交通輸送乗り換えハブ施設も組み合わされている。また長年、放置されてきた「モスクヴィチ」自動車工場跡地の再利用や西部のスマートシティ地区「ルブリョーヴォ=アルハンゲリスコエ」の建設にも日建設計は参加している。

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