プーチン大統領 地対空ミサイルS-300とS-400の購入をサウジアラビアに提案

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サウジアラビアの指導部がロシアの地対空ミサイルシステムを購入する決定を下したなら、ロシアは同国の自国防衛を援助する用意がある。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がこのことを表明した。

プーチン大統領は、「我われは、イランの指導部がS-300の購入決定を行ったように、そして、トルコのエルドアン大統領がロシアから最新システムS-400「トリウームフ」の購入を決定したように、サウジアラビアの政府指導部がとても懸命な国家決定を下した場合、サウジアラビアに対ししかるべき援助を行う用意がある。それらは必ずサウジアラビアのあらゆるインフラ設備を防衛するだろう」と強調した。

プーチン大統領はまた、アンカラでのトルコとイランの指導者との会談の中で、サウジアラビアの石油施設への攻撃に関わる状況が協議されていないことを確認した。

14日の深夜、10機の無人機がサウジアラビアの東部地方にある国営石油企業「サウジアラムコ」の施設を攻撃した。この攻撃の後、大規模な火災が発生した。 最大の輸出大国であり、3大産油国の1つであるサウジアラビアは、同国の原油施設への攻撃の後、2分の1以上となる生産削減を行うことを表明した。その規模は、1日当たり通常約980万バレルを570万バレル削減するというもの。サウジアラビアを指導部とするアラブ連合と戦うイエメンの反政府勢力「フーシ派」は、無人機を使用して彼らが攻撃を行ったと発表した。

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