安倍首相 国連総会で演説 サウジ攻撃を非難「卑劣極まる犯罪」 

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安倍首相 国連総会で演説 サウジ攻撃を非難「卑劣極まる犯罪」  - Sputnik 日本
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24日午後(日本時間25日午前)、 訪米中の安倍晋三首相が国連総会で一般討論演説を行った。 その際、サウジアラビアで起きた石油施設の攻撃について指摘。 攻撃の主体については言明を避けながら、 今回の攻撃が国際経済秩序を人質にする卑劣極まる犯罪であると厳 しく非難した。

中東情勢については、その懸念を共有するとし、 サウジアラビアの石油施設への攻撃は国際経済秩序を人質にする「 卑劣極まる犯罪」と強調。 イランの最高指導者ハメネイ師との会談の際に、核の3つの否定「 持たず、作らず、使わない」 ことをフォトワーとしていることを紹介されたと語った。24日に もロウハニ大統領と懇談し、「叡智に基づく行動を求めることは、 私の変わらぬ役割」であると訴えた。

北朝鮮については、トランプ米大統領のアプローチを「 日本は支持する」と述べ、 対話を中心に非核化を引き出す米国の手法を評価。「私自身、 条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン) 委員長と直接向き合う決意」とも語った。また、 不幸な過去を清算し、国交正常化を実現することは「不変の目標」 であると強調した。

安保理の変革のためには構造改革が必要、 その早期の実現を目指すため2022年の国連安全保障理事国の非 常任理事国への立候補を表明した。「 国連理念のさらなる実現に力を尽くしたい」と述べた。

また、保護主義の台頭を踏まえ、多国間の枠組みの重要性も強調。 環太平洋経済連携協定(TPP)や日欧経済連携協定(EPA) などを挙げ、「グローバリズムを、 日本は格差を減らすためにこそ用いる」と言明。 日本の牽引力によってまとまろうとしており、 そのことで世界はつながり、 貧困から抜け出す人が増えることになると述べた。

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