テニスの審判 試合中にセクハラ発言で職務停止

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フィレンツェ(イタリア)で行われたテニスのチャレンジャー・ツアーの試合で、ジャンルカ・モスカレッラ主審が未成年にセクハラ発言したことが分かった。 

ペドロ・ソウザとエンリコ・ダッラバッレの試合で、モスカレッラ主審はネットの前でボールを拾い上げるボールガールに過度に注意を向けた。

モスカレッラ主審は、「君は素晴らしい」「すごくセクシーだね」「暑いね。暑いのは体と感情どちらかな」と声をかけており、動画からその音声を聞き取ることができる。 

ポータルサイト「テニスライフ」によると、モスカレッラ主審がボールガールを誘惑した行為を男子プロテニス協会(ATP)は看過していないという。

全面的な調査が終了するまでモスカレッラ主審の職務は停止された。イタリアの性的同意年齢は14歳と欧州で最も低い年齢の国の一つだが、今回のような行動は処罰の対象となりうる。

ジャンルカ・モスカレッラ主審は2010年からATPの試合の審判を務めている。モスカレッラ主審は、テニスの世界4大大会を意味する「グランド・スラム」の大会で審判ができるゴールドバッジの審判だ。この審判は世界で30人程度しかいない。

先に伝えられたところによると、米国のテニスプレーヤーのセレーナ・ウィリアムズ選手が1万ドルの罰金を科された。これは、ウィンブルドン大会を控えたトレーニングでテニスコートを傷つけたためだ。

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