モスクワでえんどう豆をベースとした代替肉の販売開始 価格はキロ5500円

© AP Photo / Steve Helber代替肉
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11月5日からモスクワのチェーンストア「アーズブキ・フクース(味のアルファベット)」で米国企業「ビヨンド・ミート」社の植物由来の人口肉の販売が開始される。この代替肉のベースはえんどう豆のたんぱく質と水、菜種油。

2つのハンバーグのパック「ビヨンド・バーガー」の重量は227グラム、価格は1260円(750ルーブル)。キログラム当たりの計算では約5500円(3300ルーブル)となる。この価格はプレミア付きビーフやラム肉に匹敵する。

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研究チーム 健康にとって最も有害な食品を挙げる
ビヨンド・ミート社は世界でもっとも有名な代替肉の製造メーカー。同社は2009年にイーサン・ブラウン氏が設立。出資者の中にはマイクロソフト社のビル・ゲイツ氏や俳優のレオナルド・ディカプリオ氏、マクドナルドの元CEOドン・トンプソン氏が名を連ねる。創設者たちは、この肉の味と外見は通常の食肉とまったく違いがないと確信する。


以前、赤身肉はタバコや砂糖と同様に世界中でその有害性から課税対象となる可能性が指摘された。

消費はほどほどに

研究者たちによる大規模な研究によって、1日に平均76グラムの肉を消費する人の腸がんのリスクは、平均21グラムの人より20%高いことが明らかにされている。その場合、ハムやベーコンのスライス(約25グラム)ごとにリスクは20%増加し、また、ローストビーフや豚肉の場合は50グラムごとに19%であった。

それに伴い、 英国保健省はここ数年、1日に加工された赤身肉を少なくとも平均90グラム消費する人たち全員に、消費量を70グラムまで減らすように呼び掛けている。


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