栄養士が明かす 体に一番悪いスウィーツ 

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ロシア人病院栄養士のエレナ・ソロマチナ氏は、モスクワの夕刊紙「ヴェチェルニャヤ・モスクワ」からの取材に、砂糖、味や香りの増強剤、さらにトランス脂肪酸が配合された菓子製品は食べない方がいいとコメントした。ソロマチナ氏によれば、この組み合わせは、胃を破壊する威力を持つ「爆弾」に等しいという。

トランス脂肪酸とは、水素を添加し部分硬化油を製造する際に生成される液体の植物油。この部分硬化油を用いて作られたのがマーガリンやショートニング。これらはケーキ、ドーナツ、アイスクリームなどを作る際にバターの代わりに使用され、そこに甘味料や香料も加えられる。トランス脂肪酸は、潰瘍、糖尿病、狭心症など多くの疾患の原因であるとされている。

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ソロマチナ氏によると、一目で食べたら危険とわかる食品の特徴は、目をひく鮮やかな色と強烈な香りや味があること。

ソロマチナ氏は「このようなお菓子は安い。それはトランス脂肪酸や香料、着色剤があわせたところで非常に安価なためです。このようなお菓子は売れる。でもこれらの化学物質を含むケーキは胃にとっては破壊力を持った『爆弾』なのです」と注意を促した。

ソロマチナ氏は、胃に悪い食品リストに炭酸水を加えた。なぜなら炭酸水に含まれているリン酸が胃の粘膜を刺激し、カルシウムを体の外に追い出してしまうからだ。


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