台風19号災害ごみ処理 支援する地方自治体も 

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台風19号による大きな被害で大量の災害ごみを抱える宮城県丸森町に、福島県相馬市を始めとした地方自治体からごみ処分への支援が寄せられている。

NHKによると、丸森町は災害ごみ処分の見通しが立たない。災害ごみは同町の年間の6倍以上にあたる、約1万9千トンにふくれあがっている。

丸森町は、台風19号で浸水被害、全半壊になった住宅が宮城県内で最も多い。町に急きょ設置された災害ゴミの仮置き場は、もともと野球のグラウンドだったが、布団、家具、倒壊したブロック塀などの災害ごみがうず高く積み上げられている。

丸森町の住民からは、「このごみを見るたびに、つらい気持ちになる」といった話もでている。

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しかし、大きな課題を抱える宮城県丸森町に手を差し伸べる自治体が現れ始めた。福島県相馬市は、災害ごみの一部の受け入れを決めた。相馬市は倒木などの木くずに限って受け入れるという。

また、平成28年の熊本地震を経験した熊本市廃棄物計画課の職員2人が宮城県丸森町の応援にかけつけた。職員は、熊本地震での経験を生かし、災害ごみ処理の計画づくりなどの支援にあたる予定だ。

列島に大きな爪痕を残した台風19号上陸から12日で一か月になる。丸森町が抱える災害ごみ処分の見通しは立たないが、地方自治体の応援により、災害ごみ処理に向けた一歩が踏み出された。


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