学者らは、そのレシピが世代から世代へと受け継がれ、マラリアの治療に使われてきた56の自家製ブイヨンのサンプルを分析した。
研究では、5つのブイヨンが熱帯熱マラリア原虫の増殖を50%抑制し、有性生殖をブロックすることがわかった。
なおマラリア対策に効果的なスープの構成はさまざまであるため、どの成分が有用であるかはまだわからないという。今後の研究で特定され、臨床試験が行われる。
マラリアの病原体はプラスモディウム属の原虫で、蚊を媒体として感染する。マラリアで年間およそ40万人が死亡している。