「モスクワの詩人」ビエンナーレが開催 中南米から参加者多数

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「モスクワの詩人」ビエンナーレ開催に伴い、ラテンアメリカの10か国から17人の詩人がロシアを訪れた。フェスティバルではアンソロジー『ラテンアメリカのポエジア』が紹介されるほか、多数のイベントが催される。キュレーターのナターリヤ・アザロワ氏がリアノーボスチ通信の取材で明らかにした。

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キュレーターによれば、「モスクワの詩人」ビエンナーレは12月4日から8日にかけて開催される。このイベントは1999年から続いており、2019年はラテンアメリがテーマとなっている。

ビエンナーレにはラテンアメリカのうち、10か国から17人の詩人が訪露した。イベントではゲスト国の詩人に加え、ホスト国であるロシアからも134人の詩人が参加する。キュレーターのアザロワ氏は「言語と文化のボーダーレスな空間を作り、詩人の交流と翻訳活動を促進することが何より大事」と語った。

ビエンナーレではブラジルやキューバ、ベネズエラ、アルゼンチン、メキシコから訪露した著名な詩人の作品が紹介される。主催者の詩人エヴゲニー・ブニモヴィチは記者会見の中で「モスクワは世界的な文化の中心であり、詩人の都であることを示したい」と意気込みを語った。

ロシアの詩人らは今回のビエンナーレに向けてアンソロジー『ラテンアメリカのポエジア』を翻訳して出版した。

ビエンナーレ開催期間中は各地の学校や大学でラテンアメリカ文学のワークショップや朗読会が開催されるほか、詩人らによるサッカーの国際親善試合も行われる予定。

ビエンナーレはロシア連邦文化省とロシア情報技術・通信省の後援で開催される。

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