米メキシコ国境線上の壁建設 蝶への影響懸念で中断

© AFP 2022 / Paul Ratje米メキシコ国境線上の壁建設
米メキシコ国境線上の壁建設 - Sputnik 日本
米テキサス州で、メキシコ国境地の一部地域における壁建設作業が一時中断した。国境の壁により隣接するナショナル・バタフライ・センター(National Butterfly Center)の蝶を脅かすことが明らかになったからだ。英国ガーディアン紙が報じている。

メディアによると、テキサスのトランプ大統領支持派は市民の募金で延長約5kmの国境壁を建設することを決めた。しかし隣接するナショナル・バタフライ・センターが、高い壁ができることによって蝶の声明と健康に取り返しのつかない損害を与えると抗議した。

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同センターの言い分は、米メキシコ水資源共同利用を目的に設立された国際境界・水委員会の専門家らによって支持された。同委員会は、市民による壁の建設は本来あるべき科学的根拠もなく進められており、土壌侵食や地上・地下水の変動を招く可能性があると考えている。

壁建設の一時中断は12月17日までとされ、その後さらに延期される可能性がある。壁の反対派は断固とした態度で、テキサスのトランプ大統領支持派を裁判に訴える用意がある。

米ドナルド・トランプ大統領は2016年大統領選挙前に、米国への不法移民の流入が最も多いメキシコとの陸の国境線上に壁を建設することを約束した。しかし要請予算は議会で承認を得られず、国境線の壁建設のために米国予算の別項目を再分配した。

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