この合意によって2020年からフォードはマクドナルドのチェーン店から廃棄されるコーヒーかすを回収し、有用な原料に加工して、自動車部品や予備用の部品を製造することが決められた。米技術系ニュースサイト「ザ・ヴァージ」が報じている。
フォードは、コーヒーかすを原料にした部品を使うことで平均で20%の車体の軽量化ができるとふんでいる。
「ザ・ヴァージ」は今回の合意成立ついて、米国で排気ガス削減と電気自動車の生産拡大の動きが高まっていることが背景にあると指摘している。現在、二酸化炭素全排出量はその4分の1以上が車などの運輸部門から発生している。