米銃撃戦 標的はユダヤ人=地元市長

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ニュージャージー州ジャージーシティーで6人の犠牲者を出した銃撃戦をめぐり、地元市長は11日、犯人らがユダヤ教の戒律に従った「コーシャー」食品を扱う店を標的としていたことを明らかにし、事件は反ユダヤ主義に基づいたものだったとの見解を示した。AFP通信が報じた。

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10日に起きた事件では、ライフルで武装した2人組が食料品店に乱入し、買い物客2人、店員1人を殺害。犯人らはその後、駆け付けた警官との銃撃戦で死亡した。

ジャージーシティーのスティーブン・フロップ市長は防犯カメラ映像の分析結果をもとに、犯人らがユダヤ人の店に狙いを定めていたと説明した。

ニューヨーク・タイムズ紙によれば、銃撃犯のうち1人は犯行に先立ち、ユダヤ人と警察に対する反感を示す声明をオンライン上に公開していた模様。


ジャージーシティーでは10日、市内にある墓地の近くで警官が殺人事件捜査の関連で男らに声をかけたところ、いきなり発砲されて死亡した。その後、男らはユダヤ人の食料品店に立てこもり、駆け付けた警官隊と4時間にわたって激しい銃撃戦となった。

この発砲事件で死亡した警官は39歳の男性で、5人の子供がいると報じられている。

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