「クリスマスプレゼント」 12月25日にロシア海軍が新型原子力潜水艦を進水=ナショナル・インタレスト紙

© 写真 : Sevmash「ヤーセン-M」型の改良原子力潜水艦【アーカイブ】
「ヤーセン-M」型の改良原子力潜水艦【アーカイブ】 - Sputnik 日本
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ロシアが米国へ「クリスマスプレゼント」を用意した。このプレゼントは、「ノヴォシビルスク」のと名付けられた885-M「ヤーセン-M」型の改良原子力潜水艦で、12月25日に進水が予定されている。米紙「ナショナル・インタレスト」紙が報じた。

同紙によれば、12月25日にロシア海軍は多目的原子力潜水艦の進水を予定している。この艦船はまだ2013年に設計が開始されたもので、885-Mプロジェクトの初の原潜シリーズとなる。

同紙によれば、艦船の規模などの全体的特徴は不明だが、多くの専門家によれば、音響シグネチャの低減やアビオニクスの近代化、ボディーの短縮、また、巡航ミサイル「カリブル-M」を含む軍備の拡張が計画されている。

同紙コラムニストのマーク・エピスコポス氏は、原潜「ヤーセン-M」は、米国海軍の潜水艦「バージニア」と同様の部類に属すと指摘する。しかし、ロシアの潜水艦はいくつかの特徴から米艦船に勝っている。

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エピスコポス氏は、「『ヤーセン』のカテゴリーには、価格と品質に関係して決定的な優位性を見ることが可能だ。『ヤーセン-M』のシリーズ生産の費用は500億ルーブル以下(881億5千万円)または約16億ドル(1750億5千万円)となる見込みで、『バージニア』クラスの潜水艦の平均価格は約28億ドル(約3063億6千万円)となる」と説明する。


885「ヤーセン」型の潜水艦は、ロシアの多目的原子力潜水艦シリーズであり、巡航ミサイルを搭載した第4世代の艦船となる。

現在、ロシア海軍にはすでに艦隊の旗艦となるK-560「セヴェロドヴィンスク」が配備されており、K-561プロジェクトの2番目の潜水艦となる「カザン」の配備も用意されている。ナショナル・インタレスト紙は当時、当艦船を「最も現代的で未知の部分の多い敵の潜水艦」と呼んだ。

K-573「ノヴォシビルスク」は型の3番目の艦船となる。

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