今年の「原子力」の重要な出来事に ロシアの世界初水上原発の運転開始 

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2019年の世界の原子力エネルギーにおける最重要な出来事として、米専門誌「エネルギー」は、世界初のロシアの水上原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」の運転開始を挙げた。「エネルギー」誌は原子力分野でも最も大きな影響力と権威を有した国際的な専門誌として知られる。 

同誌は、2019年の1年間で達せられた主要な成果6件に、「アカデミック・ロモノソフ」の電力供給開始と、ロシア以外の国で行われたいくつかの小規模な原子力エネルギー・プロジェクトを挙げている。

12月19日、水上原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」は、ロシア極東のチュクチ自治管区ペヴェク市で発電を開始した。

この発電所の2つの原子炉プラントで、人口約10万人都市の電力と熱エネルギーを賄うことができる。

同誌は原子力エネルギーの主要な出来事として「アカデミック・ロモノソフ」以外には、中国の田湾原子力発電所、揚子江原子力発電所、米ボーグル原子力発電所の運転開始を挙げている。

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