首相、中東歴訪実施へ 全面衝突回避と判断

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安倍晋三首相は9日、一時見送りを検討した11日からの中東歴訪について、予定通り実施する方針を固めた。関係者が明らかにした。トランプ米大統領がイランに軍事的報復をしないと表明したことを受け「ひとまず全面衝突は回避された」(政府高官)と判断した。

首相はサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーンを歴訪する計画。各国首脳との会談で、中東の緊張緩和を呼び掛けるとともに、海上自衛隊の中東派遣に理解を求める方針だ。9日夕には外務省幹部らを官邸に呼び、中東訪問に備えて打ち合わせを行った。

(c)KYODONEWS

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