米下院 大統領の対イラン戦争権限を制限する決議案可決

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9日、野党・民主党が優勢の米下院は大統領の対イラン戦争権限を制限する決議案を採決した。採決は賛成224、反対194。しかし、投票の結果は象徴的なものとなり、法的拘束力を持っていない。

法律の施行には、米上院の承認と大統領の署名が必要となる。

だが、決議案が上院で過半数を占める共和党議員から多くの支持を集める可能性は低い。また、下院の決議案が法案署名のために大統領に送付される可能性も低い模様。


議会は戦争の遂行に関する大統領の決断を許可、あるいは停止する権限を持っている。しかし、事実上、国外における戦争遂行に関しては、政府側の有する権限の方が遥かに多く、大統領の決定に議会が影響を与えることはないと見られている。

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