プーチン大統領 トルコと電話会談 リビア情勢を協議=クレムリン

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ロシアのプーチン大統領は1月11日にトルコのエルドアン大統領と電話会談を行った。会談では紛争が続くリビア情勢について協議を行い、紛争解決に向けた政治的対応を調整した。クレムリンが公式サイトで明らかにした。

プーチン大統領とエルドアン大統領 「トルコストリーム」開通式出席 - Sputnik 日本
プーチン大統領とエルドアン大統領 「トルコストリーム」開通式出席
この電話会談はトルコ側の要請に応じる形で実施された。クレムリンの発表によれば、1月8日にイスタンブールで実施された首脳会談の合意を踏まえ、リビア情勢についての意見交換が行われた。この会談では、リビアの紛争解決に向けて政治的に調整することが確認された。そのほか、プーチン大統領はドイツのメルケル首相と行った首脳会談の内容をエルドアン大統領に報告した。

また、プーチン大統領とエルドアン大統領はベルリンで開催が予定されているリビア情勢に関する国際会議に向けて協調する方針を確認した。加えて、シリア情勢でも継続して緊密な連携をとることとした。


昨年12月12日にリビア東部を勢力下に置くハリファ・ハフタル陸軍元帥はリビア暫定政府(国民合意政府、統一政府)のサラージ首相が統治する首都トリポリに対し、最終決着の攻撃開始を宣言した。これを受けて、統一政府側はトルコに陸、海、空の軍事支援を要請した。その後、ロシアとトルコはリビアの紛争解決に向けて対応を調整し、紛争の当事者に対し日付が1月12日(日)に変わる時点から一切の攻撃を停止し、即座に停戦交渉を開始するよう要求した。

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