危険度「レッド」のレベル3は、すでに州にいる市民に退避を勧告することを意味する。出発を予定している観光客に対しては、中止または少なくとも出発を延期するように呼びかけている。これまで武漢市の危険度はレベル2と発表されていた。
韓国外務省の声明では、「危険度は、中国の武漢市で発生し、湖北省に広がっている新型コロナウイルスとの関わりで引きあげられた。このことから同市や近隣都市では公共交通機関の利用が規制されている。韓国でも同様に発症例が確認され、ウイルスは急速な拡大傾向を示している。またWHOもその急速な拡大のおそれを指摘している。そのため、我われは韓国市民の感染予防のため、予防策を講ずる必要がある」と指摘している。
この間、日本では新型コロナウイルスの3症例目が確認されている。
北朝鮮では新型コロナウイルスへの対応としてすべての外国人観光客に対し国境を閉鎖した。
WHO(世界保健機関)が新型肺炎に感染するリスクを軽減する方法を公開しています。
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) January 24, 2020
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中国の新型コロナウイルス
中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。
1月23日の時点で570人以上が感染と17人の死亡が確認された。中国のほか、韓国、日本、タイでも感染者が確認されている。