日本の研究者らが暗黒物質の研究に役立つ人工知能を開発

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日本のいくつかの大学の研究者グループが、スーパーコンピューターを活用し、人工知能(AI)を開発した。このAIは、「ダークエミュレーター」と名付けられ、宇宙の構造とその秘密を解明する力となる。サイト「The Next Web」が報じた。

報道によると、AIはデジタル望遠鏡が入手した画像を基礎に宇宙の構造を再現する。天体データの膨大な傾向を分析することで、ダークエミュレーターは暗黒物質および暗黒エネルギーの本質の解明を可能とする。

宇宙の巨大なバーチャルモデルがつくられる - Sputnik 日本
宇宙の巨大なバーチャルモデルがつくられる【写真】
研究者グループの主任職員である西道啓博氏は、「私たちは非常に巨大なデータベースを創作した。このデータの作成にはスーパーコンピューターが使用され、3年の歳月が費やされた。現在、データベースは数秒のうちにノートパソコンで再現することができる」と語った。

今日、宇宙の大部分は暗黒物質からなり、それは見ること、研究することができないと考えられている。だが、それを直接的な存在と証明することはいまのところ不可能とされる。日本の研究者らは、ダークエミュレーターの利用で得られた情報により、このことが可能となると期待している。

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