立てこもっていたタイの兵士 特殊部隊と銃撃戦の末に逃亡 死者20人超【動画】

© REUTERS / Athit Perawongmetha

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タイ陸軍で特殊訓練を受けた軍曹(34)がタイ北東部のコラート市で発砲事件を起こし、ショッピングセンター「ターミナル21」で16人を人質に立てこもっていた事件で、兵士は銃撃戦の末にショッピングセンターを脱出した。この銃撃戦で特殊部隊の隊員1人が死亡、そのほか1人が負傷した。現地メディアが報じた。

軍曹はショッピングセンターに9時間以上も立てこもり、その後、逃亡を試みた。

軍の情報によれば、犯人がショッピングセンターを離脱した際に発生した銃撃戦で特殊部隊の隊員が1人が死亡、そのほか1人が負傷した。銃撃戦はショッピングセンターに併設されている立体駐車場内で発生した。男は駐車場に置かれていたガスボンベに発砲して爆発させ、その混乱に乗じて逃亡した模様。

軍と警察は人質解放作戦を実行する前に、ショッピングセンターを訪れていた買い物客ら、おそよ千人を安全な場所に避難させた。

タイ陸軍の発表によれば、逃亡している軍曹は、射撃と狙撃の訓練を軍内で担当していた熟練の兵士。

最新の情報によれば、兵士が起こした発砲事件により20人以上が死亡、負傷者は30人を超えた。

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