航空機事故からどう生き延びたのか 生存者が語った

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航空機事故を生き延びた乗客がどう命を繋ぎとめたのかを明かした。「ザ・サン」紙が報じた。

胎児のような姿勢をとる

報道によると、エルビィン・トゥミリ氏は、2016年に発生したコロンビア山間部での旅客機事故の際に助かった6人のうちの1人。事故の際、彼はシートベルト締め、胎児のように丸まった姿勢をとり、足の間にカバンを挟んでいたという。これが彼を救った。

自分だけを信じる

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ジョアン・フェザーズ氏は、1977年にテネリフェ島の空港での航空機2機の衝突事故の際に九死に一生を得ている。この事故で583人の乗客が亡くなっている。彼女は死を免れた61人のうちの1人。彼らは救助隊が来るのを待たずに、損壊した機体から急いで離れた。救助隊を待っていた乗客らは火災に巻き込まれて亡くなった。

シートベルを締める

ジュリアナ・ケプケ氏は1971年にアマゾンのジャングルに墜落した航空機の唯一の生存者。雷雨の際に航空機の燃料タンクに落雷が命中した。飛行機は火災に包まれ、空中で分解した。ジュリアナ氏は、彼女がシートベルトを締めていたこと、そして飛行機から3キロ離れた地点に落ちたこと、3人掛けのシートの真ん中に座っていたことで命拾いをしたと考えている。両サイドの席が空いていたことで衝突が抑えられ、パラシュートのような役割を果たした。

正しい服装で搭乗する

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アプトン・レンバーグ氏は、1989年に米国アイオワ州で墜落した航空機の184人の生存者の1人。航空便のエンジン故障により飛行機が地面に墜落した際、まわりが炎に包まれた。旅客機の航空機技師はその後、火のついたオイルや燃料による火傷を避けるため、緊急着陸時には頭の上を毛布などで覆うことが指導されていると語った。その後、アプトン氏はフードつきのジャンパーを着て搭乗しはじめ、適切な服装が命を守る可能性があるだけに、必ず天然の繊維から作られたものを着用するようにした。

避難用のルールや説明書に目を通す

ジョシュ・ペルツ氏は、2009年にニューヨークからシアトルに向かっていた。離陸後、1時間半が過ぎた時点で飛行機に鳥の群れが衝突した。飛行機の2つのエンジンが止まり、パイロットは航空機をハドソン川に着陸させた。155人全員が助かったが、しかし、半数が負傷した。ジョシュ氏は説明書にしたがった行動したため無事だった。

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