WHO 新型コロナウイルスのリスク群について語る

© REUTERS / Denis Balibouseテドロス・アダノム・ゲブレイエソス事務局長
テドロス・アダノム・ゲブレイエソス事務局長 - Sputnik 日本
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17日、世界保健機構(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイエソス事務局長はブリーフィングで、新型コロナウイルスの感染者の80%超が病気を克服し健康を取り戻しており、高齢者はリスク群の対象となるが、その際、実質的には子どもはCOVID19を発症していないことを明らかにした。

同事務局長は、「新型コロナウイルスは、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ほど致命的ではない。軽度のCOVID19患者の80%超が健康を回復している。ウイルスが肺炎や呼吸困難など重症化を引き起こしているのは発症例の14%。また、気道の障害や敗血症性ショック、多臓器不全を含めた病気の重症化が見受けられるのは患者の5%だ」と指摘した。

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ゲブレイエソス事務局長によれば、発症による死亡率は患者の2%で観察されている。この場合、高齢者は特別なリスクにさらされる。

同事務局長は、「私たちは子どもたちの中に感染ケースが比較的少ないとみている。しかし、今後の研究では、なぜこうしたことが起こるのか、より詳しく理解することが必要だ」と強調した。

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当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。

最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

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