まるで映画のワンシーン:霧に包まれる「母なる祖国像」 ロシア

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ロシア南西部の都市ヴォルゴグラードにあるママエフの丘には「母なる祖国像」という巨像が建っている。17日、この像を上空からドローンで撮影した映像が公開された。朝霧に包まれるその姿は、なんとも神秘的な雰囲気を醸し出している。

この母なる祖国像は、1942年のスターリングラード攻防戦を記念して建造された像で、勇敢に戦った女性がモチーフとなっている。女性の像だけで52メートルあり、剣を含めた全体の高さは85メートルにもなる。1967年の完成当時は、世界一の高さを誇っていた。

激しい市街戦が繰り広げられ、多くの犠牲者が出たとは思えないほどヴォルゴグラードは穏やかな街。母なる祖国像は、そんな街を小高い丘から静かに見守っている。

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