マクドナルドとスターバックス 再利用可能なコーヒーカップの実験開始

© AP Photo / Matt Rourkeコーヒーカップ
コーヒーカップ - Sputnik 日本
サイン
米カリフォルニア州のマクドナルドとスターバックスでGPS付きのコーヒー用のプラスチック製「スマート」カップを複数回使用する実験的な試みが行われている。米ブルームバーグが報じた。

この実験用カップには、カップの位置情報を追跡するためのRFIDタグやバーコード、QRコードなどが埋め込まれている。店内で客がコーヒーを購入する際、まずそれらのコードをスキャンさせなければならない。すると店側のコンピューターサーバーは、これまでそのカップは町中に設置されているどの専用読み取り容器に返却されたのか、その位置情報を自動的に追跡する。データの読み取りが終わるとシグナル音が鳴り、店内スタッフがカップを回収し、コーヒーを入れる。

プラスチック - Sputnik 日本
中国が非分解性プラスチックの使用を禁止に
また、このようにカップの位置情報を追跡することで、客がこのカップを専用読み取り容器に入れていない販売店を特定することができる。

この販売店の利用者がどこかでカップを捨てているということは、販売店の近くに専用のカップ回収場所が不足しているという判断材料になる。

この実験の開発者は、人気のコーヒーショップでカップを長く使用できれば、有害なプラスチックごみによる環境汚染を減らすことができると期待している。

関連記事

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала