インド首都で「反イスラム」の市民権法めぐるデモ激化 死者13人【動画】

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インドの首都ニューデリーでは反イスラム的とされる市民権法に対する抗議デモが激化した。このデモにより13人が死亡し、少なくとも150人が負傷した。現地の病院による発表をもとにAFP通信が報じた。

暴徒らは首都の各地で建物や車両に火を放つほか、記者らを攻撃している。首都における宗教対立の衝突としては過去最悪。

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争点の市民権法に対する抗議デモは23日、比較的小規模で始まったものの、24日から25日にかけてヒンズー教徒とイスラム教徒の衝突に発展した。ニューデリー北東部では武装した暴徒も多数確認されている。

暴力行為が拡大しているとの報告を受けて警察は25日、大規模集会の実施を制限する方針を発表した。

​新法は、近隣3か国から迫害を逃れて入国した人々の市民権取得手続きを容易にするものだが、イスラム教徒が対象外とされている。

インドは国内に2億人のイスラム教徒をかかえているが、市民権法の施行によりモディ首相は政教分離の原則を放棄し、ヒンズー教国家への改編を望んでいるとの懸念が国内外で出ている。

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