国際原油価格 過去13か月で最安値 下落が続伸

© AP Photo / Charlie Riedel石油
石油 - Sputnik 日本
サイン
国際原油価格は27日も、世界中で感染拡大が進む中国のコロナウイルスがこの先の経済にどう影響するかについて、トレーダーの間に広がる不透明感を反映して、5日連続で下げ止まりを見せていない。

日本時間14時07分現在で北海ブレント原油5月先物価格は1.48%減の1バレル52ドル03セントに、WTI原油も1.54%減の1バレル47ドル98セントに下落した。24日月曜から現在までに平均で9%値下がりとなった。

新型コロナウイルスはすでに7万8500人の感染者を出した中国の国境を超えて、さらに感染拡大を続けている。韓国では感染者数は1500人に達しており、日本でおよそ900人、イランで100人強となった。27日までの1日の間にギリシャ、グルs時ア、ノルウェー、ルーマニアで初の感染例が確認されている。

新型コロナウイルスと検疫措置のおかげで防疫、交通、観光など世界経済の多くの側面がリスクに直面している。専門家らの間では、これが世界の経済成長に否定的影響を及ぼしかねず、そうなれば当然、原油需要にも影響はでると指摘されている。

関連ニュース

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала