新型コロナウイルス　中国で新たに30人死亡　5万3千人超が完治

中国では新型コロナウイルスにより、新たに30人が死亡し、死者数が3042人となった。完治して退院した人の数は1681人増えて5万3726人に達した。中国の国家衛生健康委員会が6日の発表で明らかにした。

最新の発表によると、中国本土では新たに143人の感染が確認され、国内の感染者数は8万552人となった。また、新たに死亡が確認された30人のうち、29人は湖北省武漢在住の感染者だった。

新型コロナウイルスへの感染対策は各国で続いている。

モスクワ市のセルゲイ・ソビャニン市長は5日、首都モスクワにおける新型コロナウイルスへの警戒レベルを引き上げる法令に署名した。これにより感染拡大地域に渡航したロシア国民は2週間の自宅待機が義務付けられた。

米議会下院は4日、新型コロナウイルスの対策費用として83億ドルを支出する法案を可決した。米国ではワシントン州の感染拡大が最も深刻で、同州では10人が死亡しているほか、カリフォルニア州でも1人の死亡が確認された。

カリフォルニア州のギャビン・ニューソム知事は4日、州内でも新型コロナウイルスが感染拡大したことを受け、非常事態宣言を発令した。

中国の新型コロナウイルス

中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

WHOが新型肺炎に感染するリスクを軽減する方法を公開している。

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