バチカンで初の感染例

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バチカン市国で新型コロナウイルスの初の感染例が確認された。6日、ローマ教皇庁のブルーニ広報局長が明らかにした。

広報局長によれば、感染が疑われ、検査を受けていた1人の患者から、5日、陽性反応が出された。

先週末、フランシスコ教皇は不調を理由に、ローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂で行われる恒例のミサと、バチカンでの公式行事への参加を取りやめた。ブルーニ広報局長は、その理由をフランシスコ教皇は軽い風邪をひいたため説明していたものの、インターネット上では、教皇はコロナウイルスに感染したと噂が飛び交っていた。10日、ローマのイル・メッサッジェロ紙は、フランシスコ教皇はコロナウイルス検査を受け、陰性反応が確認されたと報じた。

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