米国は史上最も好戦的な国 中国国務院が報告書を発表

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中国国務院は13日、報告書「米国における人権侵害2019」を発表し、米国は間違いなく史上最も好戦的な国であり、米国が世界中で介入した戦争で80万1000人以上が死亡していると痛烈に批判した。

この報告書では、米国の社会生活、政治など様々な側面が検証されている。

報告書の米国の外交政策についての章では、「米国は世界史上最も好戦的な国と言える。2001年以来、彼らは海外で絶え間なく戦争を勃発させ、それに6兆4000億ドル(約680兆5800億円)を費やしている。(これらの戦争での)犠牲者の数は80万1000人を超えた」と述べられている。

さらに同報告書は、近年の米国の軍事介入による戦争で、どれだけの人権侵害が行われたかについて指摘している。それによると、アフガニスタン紛争だけでも少なくとも4万人の民間人が命を落とし、約1100万人以上が難民になった。イラク戦争で犠牲となった民間人は20万人以上、約250万人が難民に。さらにシリア戦争での民間人の死者は4万人を超え、660万人以上が国外へ逃れた。

中国政府は、米国は自国の都合で様々な国際協定、条約から脱退、国際的責任を放棄し、グローバルな相互信頼と協力の基盤を揺さぶっていると批判している。

同報告書は「米国は他国に繰り返し制裁を課し、武力に訴えてきた。これにより世界の多くの地域でパニックと混乱、人道上の危機的状況が引き起こされた」と結論付けている。

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