モスクワで日本人留学生らが隔離措置 新型コロナの影響

© AFP 2023 / Dimitar Dilkoff

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モスクワに留学中の日本人学生2人が3月9日、地下鉄で警察による抜き打ち検査を受け、新型コロナウイルスに感染している可能性があるとして病院に隔離された。その後の検査で結果は陰性だったが、13日時点でも隔離は続いている。朝日新聞が報じた。

モスクワの日本大使館によれば、隔離された2人は10代と20代の男子大学生。モスクワ中心部の地下鉄駅構内で警察官に呼び止められ、体温測定をされた後、そのまま車で病院に搬送された。

モスクワ市は現在、中国や韓国、イラン、イタリアなど7カ国から来る全ての人に2週間の自主隔離を義務づけているが、日本は対象外。自主隔離すべき外国人の違反を防ぐため、警察が抜き打ちで外国人に声をかけ、パスポートチェックや検査を行っている。

日本大使館は「検査結果が陰性であるにもかかわらず隔離が続いている状況をふまえ、早期の退院が可能となるよう必要な措置をとっている」としている。

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パンデミックの発表

ジュネーブでのブリーフィングの際に世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、世界的な新型コロナウイルスの拡大がパンデミックの性格をおびてきたと指摘した。

​「パンデミック」とは伝染病の拡大が特別に深刻な際に使用される表現。国内をはじめ近隣諸国、時には世界中の多くの国々に伝染病が拡大する状況を意味する。

スプートニクは新型コロナウイルスに関するその他の疑問と回答について別記事でご紹介している。こちらの記事およびこちらの記事をお読み下さい。

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