アイルランドの配達用ドローン 自己隔離の人たちの力に

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ベンチャー企業「マナ・エアロ」社が世界初となるドローンを使った配達サービスのテストを実施する。同社のドローンはパンデミックにより自己隔離を行っている年配者や慢性疾患など新型コロナウイルスが悪影響を及ぼす可能性が高い人たちに食料品や薬の配達を実施する。フォーブス誌が報じた。

ドローンによるサービスの初のテストはアイランドのモニーゴール市で来週から実施される。この取り組みの目標は、1日配達100件で、毎回最大4キログラムを届ける。飛行速度は最高で時速80キロ、範囲は半径6.4キロと設定される。注文を受けたドローンの位置をユーザーは自分のスマートフォンで確認することができ、また、配達の到着を知ることが可能となる。

​この配達サービスのテストはアイルランド航空局の許可を受けている。

フォーブス誌によれば、この取り組みは、新型コロナウイルスが技術的発展の機会となったことを証明する1つだという。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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