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新型コロナウイルス
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英国国教会 略奪を恐れ教会の貴重品をロンドン塔に輸送

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英国国教会は、新型コロナウイルスの隔離期間中、価値にして数百万ポンドの貴重品が略奪される恐れがあるため、それらをロンドン塔に輸送した。英紙テレグラフが報じた。

ロンドン塔は、首都ロンドンの歴史的中心地にある要塞。英国で最も古い建物の1つであり、英国の主なシンボルの1つ。ロンドン塔は時代によって、保塁、監獄、さらに王立動物園として利用され、現在は博物館としての役割を果たしている。

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新型コロナウイルス パンデミックから100日が経過
英テレグラフによると、歴史的、重要的な価値を持つ教会の貴重品に危険が迫っている時、それらは慣習的にロンドン塔へ輸送された。そうすることで聖職者らは貴重品の安全を確保しようとしていた。この輸送は、中世や新時代の騒動、2度の世界大戦の際にも行われた。

同紙によると、英国国教会の代表者らは、隔離体制が敷かれている期間は、貴重品を破壊や略奪行為から守りたいと考えていたという。地元警察は以前、隔離体制中に犯罪者らが車や金属くずを盗んでいると警告していた。そのため、この状況下で数百年前のものが大部分を占める貴重品をロンドン塔に輸送し、隔離体制が終わるまで同地で保管する。

同紙によると、聖職者らは数週間で「教会の道具」を集め、ロンドン塔に輸送した。貴重品の中には、ロンドンの400の教会で保管されている「レアで特別な」銀製品、絵画、美術品、遺物などが含まれる。

英国国教会の精神的指導者であるカンタベリー大司教、ジャスティン・ウェルビー氏は以前、国内の寺院は新型コロナウイルスのパンデミックで閉鎖しなければならないと発言していた。


英保健省は12日、国内の新型コロナウイルスの死亡者数が1万人を越え、感染者数は8万4000人と発表した。

© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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経緯:新型肺炎はどのように流行するのか

新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

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