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「インフルエンザ用ワクチンの投与と変わりない」 コロナ用ワクチンの実験に初参加の女性が投与後の感覚を語る

© REUTERS / Agencja Gazeta / Lukasz Cynalewskiワクチン
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米ワシントン州シアトル市で初めて健康な市民に対し、実験段階にあるコロナウイルスのワクチンが投与された。他の被験者に先駆けて実験に参加したのはジェニファー・ハレーさん(44)。ハレーさんは投与後の感覚と効果についてテレグラフ紙からの取材に答えた。

ハレーさんは世界で初めてこのワクチン投与実験に参加したが、本人の弁によれば、ずいぶん前に参加の決意はできていた。

ハレーさんはまず臨床実験で起こりうるリスクについて説明を受けた。мРНК-1273と名付けられた薬剤自体はハレーさんいわくインフルエンザのワクチンに似ており、投与後、痛みも不快感もなかったという。ハレーさんは「役に立てるということが私にはとても大切だったんです」と語っている。

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ハレーさんはワクチン投与後の変化をメモしている。「初日、少し体温が上がりました。2日め、片手に強い痛みを感じました。でもこれ以上は何も起きていません。すべて良好です。」

テレグラフ紙の報道によれば、安全措置からハレーさんは自主隔離状態に置かれている。しばらくして、経過を見て、ハレーさんにはさらにワクチンが投与される。ハレーさんと同じようにこのワクチンの投与実験に参加している健康な被験者は他に44人いる。その全員が来春まで医師による経過観察を受ける。

テレグラフ紙によれば、これより前、мРНК-1273ワクチンは動物実験で良い成果をあげたため、科学者らは人間への実験を決意した。

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